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定禅寺通りで音楽を!&ふれあい製品フェアの予算、ここが納得いかない
今定例会も最終盤に差し掛かりました
私はここまで本会議に1度、常任委員会で1項目、予算審査で3度の質疑に立ちました
前回は2度に分けて本会議の報告をこのブログで行いましたので、今回は常任委員会と予算審査中健康福祉費についてのご報告です
今回の常任委員会で、私が質疑したのは定禅寺通りエリアマネジメントについて
現在定禅寺通りはR6年から再整備計画が立てられています
概要として
・車線を1車線歩道にいれ、回遊性を上げる
・真ん中の遊歩道を①杜のスポット②アートのスポット③音のスポット④出会いのスポットとして空間の様々な利用をしていく
というものです
個人的には社会実験の様子も拝見し、大変な期待をするところです
質疑としては音のスポットでストリートミュージシャンやダンサーが集い、若者が集う定禅寺通りにしたいという旨の質疑でした
もちろん今から様々な整備が検討されるもので、ここについても【若者が集い、楽しめる】という視点で引き続き私も議論して参ります
そして3月2日は予算審査の健康福祉費の質疑に立ちました(動画はこちら)
障害者施設の製品販売促進を行う本市主催事業で、施設の情熱に甘えているように見える上、更に申し上げるとクリエーターが市場価値のついていないものを作らせることに大変な違和感を持つものです
この点を1点指摘し、検討していく旨の答弁をいただきました
一般質問②【学校欠席連絡のデジタル化・アーチル・保育園・ベガルタ仙台ユアスタ前駅】
遅くなりましたが前回のブログに引き続き一般質問の残り部分の報告です
一般質問の動画はこちら
残りの質問項目は
学校欠席連絡のデジタル化と一元化
アーチルの相談業務支援
保育園の安定経営と医療的ケア児受け入れ拡充
副駅名ベガルタ仙台ユアスタ前
です
学校欠席連絡のデジタル化と一元化
学校欠席については現在デジタルを使用している学校と、電話などで行っている学校がありますが、デジタルツールは本市で既に8種類存在しており、小学校から中学校に上がる際にツールが違う、またキョウダイ、で使用媒体が違うため見落としが発生したりなどが起きている上、学校現場でも転勤で覚えなおしが発生するという事になっています
まだ未導入の学校には導入を、そして市王媒体の一元化を求めました
答弁要約
欠席連絡のデジタル化は、教員と保護者双方にメリットがある。
今後学校の考えも確認しながら、欠席連絡ツールをできるだけ早期に統一できるよう検討を進め、各学校における欠席連絡のデジタル化を推進してまいる
アーチルの相談業務支援について
アーチルは現在児童相談所の障碍児相談部門・知的障害者更生相談所・発達障碍者支援センターの3つの機能を一元化しており、他都市から評価もされる一方、現在相談は4か月待ちです。度々議会でもアーチル増設を求める声もあるところですが、現愛の体制を基本とするという答弁に終始しています。ですがそのままでは心配な保護者の気持ちを考えると改善をしなくてはいけない状況です。そのため①アーチル相談前の相談支援事業を拡大すること、②子ども未来局の5歳児のびのび発達相談事業を保育士なども含めて連携すること、関連して③6月に予定されている差別解消条例において障がい理解教育を学校の先生や保育士もターゲットとして様々社会で相談体制を構築することを求めて参りました
答弁要約
① 来年度からは、センターの相談支援体制を強化・拡充する予定、積極的なアウトリーチにより、児童やご家庭の困りごとの背景や、現場での望ましい対応等を、子育て施設の職員と一緒に考える機会を重ねることを通じて、地域での対応力向上や相談体制の充実を図ってまいる
② 保育事業者等の皆様に本事業の趣旨をご理解いただき、積極的にご協力いただけますよう、様々な機会をとらえて周知を図ってまいる
③ 障害理解教育の重要性や、更なる推進の必要性を改めて感じている。特に、障害がある方の成長や学びの場である学校や保育所等で合理的配慮の提供が進んでいくことは、身近な場における相談支援の充実に繋がるものと考える。福祉と子育て、教育の各部局が相互に連携をし、障害理解教育を推進することで、アーチルをはじめ様々な場において、保護者の皆様の相談支援ニーズにきめ細かく対応できるよう取り組んでまいる。
保育園の安定経営と医療的ケア児受け入れ拡充
人口減少社会と言われていますが、本市の人口は微増しており、保育ニーズはまだ上昇しているところですが、保育園の欠員数は相当出ており、本市ではR4年当初1500人の欠員があり保育園によっては既に経営が厳しいという話も聞くところです。①市役所にはこの認識とこの問題に対しての対策・所見を伺いました。また、その中で潜在的ニーズがある方々も存在します。例えば医療的ケア児の支援する方の声として、そもそも医療的ケア児の保護者はどこが受け入れ可能か分からないために保育申請もしていないのでは、という話をされました。本市には医療的ケア児の受け入れ可能な保育園は10園ありますが、実際には5人しか保育希望を出していません。まずは②受け入れ態勢が出来ているところの広報と、更なる拡充を求めました。
答弁要約
① 0歳児の申込児童数が減少するなど、保育を取り巻く環境は転換期。各施設の欠員状況に応じながら定員変更に対応するとともに、定員割れの影響が大きい小規模保育事業者に対し、助成などを行ってきた。事業者の皆様のご意見も伺いながら、持続可能な保育基盤の確保に努める。(これに関しては更に議論が必要でありますので、別の時にも報告します)
② 医療的ケア児に係る保育の情報が届かないことによって、特別支援保育の申請に至らないことがないように、今後、ホームページの見直し等わかりやすく周知を行う。また、様々な機会を捉え、施設の皆様に医療的ケア児に係る保育の理解を深めていただきますよう、働きかけを行ってまいる。
副駅名ベガルタ仙台ユアスタ前
本市地下鉄泉中央駅の副駅名がベガルタ仙台ユアスタ前とする、という発表があり、先日お披露目されましたが、せっかくでそのような名前になったのであれば地下鉄の発車メロディーをチャントの原曲にすることや、声出し応援が禁止になった3年間休止されていた、駅ホームで応援歌の音源をかけるなど、様々な手法でベガルタを盛り上げていただきたいという旨の質問を行いました
答弁要約
応援歌などを発着メロディーに活用することについては今後の検討が必要だが、交通局では、車内や駅構内へのポスター掲示をはじめ、試合当日には、駅務員の応援Tシャツ着用や、改札付近での応援歌の放送などを行う。スタジアムの雰囲気を感じていただきながら、サポーターの皆様とともに、今シーズンを盛り上げてまいりたい。
まだ議論が足りないところは論点も明確になったと思います
引き続き議会内外で議論を行い、ご報告をさせていただきます
長い文章を読んでいただきありがとうございます
一般質問①【4病院再編とデジタルを取り巻く諸課題】
本日は一般質問に登壇でした
実は9月議会に代表質疑の予定でしたが、コロナにかかり登壇叶わず、その後追加上程された議案の代表質疑に登壇はさせていただきましたが、12月議会では出番無く、実に4カ月ぶりの本会議登壇でした
先週から原稿を固めており
デジタルの諸課題・学校の欠席連絡のデジタル化・アーチルの負担軽減と障害者差別解消条例改正・保育園の安定経営と医療的ケア児受け入れ・ベガルタ仙台・ユアスタ前の5点の通告を行っていたところです
しかし、本日の午前中知事の会見で4病院の確認書が交わされたとの報道を拝見し、急遽会派の先輩方と相談を行い知事の会見資料を確認し、4病院についても触れて質疑を行いました
個人的にも、この4病院再編は明確に反対の立場で今までも活動させていただいていました。
本市の救急医療体制をはじめとした政策医療の観点から懸念が払しょくできず、また、私の地元川平・中山の視点で申し上げても検査をするなら労災病院という話をよく聞きます
本日の会見を拝見する限り、合意ありきに見える今回の確認書であり、議論が足りていないという会派の立場としても大変遺憾であると申し上げ、市長にj所見を求めました
市長の答弁としては
県が主体的に説明を行うとともに開かれた場での議論、慎重な検討を行うよう引き続き求めてまいる
とのことでした
引き続き、市民の安心と安全を守る地域医療の視点で議論を行ってまいります
そして今回の一般質問で一番時間を割いたのはデジタルの諸課題です
端的に書くと
デジタル人材の確保を市役所も市内企業も行わなくてはいけない
市内IT系の企業へ開発計画などにも携わるインターンへの助成制度の創設やデジタル入庁の提案を行いました
また、昨年から議論をしている事務ミスについても、まずは絶対に次に同じミスが起こらないようなシステム構築が必要であり、本市のクロスセンダイラボも活用し、市役所側が課題設定を行い、それを民間企業に実証実験も含めサポートを行い解決を目指す。もし成功すれば他都市へのセールスも広報するべきという旨の質問を行いました
本市のデジタル業務の本市立地企業への発注は3割を割っている状況です
しかし、本市には優秀なIT系企業やスタートアップも存在しています
市内の企業と連携し、本市の課題を解決し、地元企業とWIN-WINの関係を築くきっかけを作ってまいりたいと思います
その他の質問項目や答弁に関しては後日改めてご報告いたします!
ストリートミュージシャンとアートについて!調査特別委員会意見交換
本日は文化芸術・スポーツ調査特別委員会の意見交換が開催されました
先日の柏市ストリートミュージシャン制度と立川市のアートと街づくりの視察を行い、それを踏まえて意見交換が開催されました
(視察の報告についての記事はこちら)
私の発言としては
仙台は住むには気候もいい、山も川もあって住みやすい、買い物するところも沢山ある、だけど遊ぶところが少ない。という声を多く聞くところで、また、私も10代のころは同様の意見を持っていました
この遊ぶところという事に着目した戦略的な文化芸術振興が必要ではないか。そのためにストリートミュージシャンだけではなくサイファー等も「どうやったら出来るのか」という視点で議論することが必要だという発言をしてきました
もちろんこれには住民合意や法的根拠も必要になりますが、ストリートミュージシャン・サイファー・ダンス等幅広い表現活動、スケボーや3×3等のアーバンスポーツにあふれる街をつくることは、街の価値を高めることになると思っています
現在もインフルエンサーの方が撮影されている様子を見ることがありますが、それらだけではなく表現活動とSNSも含め文化として新たなプラットフォームの形成を積極的に議論していきたいと思います
そして本日の朝から駐車場を街頭の時間使ってよいとありがたいお話をいただき、今週から毎週火曜日は南吉成で朝の街頭活動を行うことにいたしました!
初めて南吉成での朝の街頭活動でしたが、手を振っていただいたり、声をかけていただいたり大変ありがたい限りです!
これから朝の街頭は週に4回のペースで行ってまいります!
行政のデジタル化のため@神戸・浜松の視察
昨日の夕方神戸に入り復興事業関連の視察
本日は朝から神戸市役所へ
午後には浜松市役所に伺ってまいりました
今回の視察の目的は行政のデジタル化と地元の企業との連携についてです。
このテーマで視察を行うことを決めたきっかけは、11月の総務財政員会から議論の中心となっている不適切な事務について。これはある程度DX化することで一定の歯止めをかけることができると考えており、私は一貫して事務環境の整備を訴えてきました。
行政事務を民間企業並み(詳しくは先週のブログ)にすべきという主張ですが、神戸や浜松では行政課題を抽出して、民間企業のシステムやテクノロジーによって解決してもらう課題設定型解決事業が非常に優れているという話を伺い、現地に伺い担当者から概要説明の後かなり深い意見交換をすることができました
本市にも課題設定型課題解決事業は在りますが、行政事務のデジタル化については更に加速化させなくてはいけません。そのために課題抽出方法やデジタル化の位置づけ、またデジタルの人材育成や確保についても議論をしなくてはいけません
これについては第一回定例会で議論する方向で調整しておりますので、またブログやSNSでも報告させていただきます
また、今回の視察では全国若手議員の会で同じ部会に出向している浜松市議会議員の北野谷先生にも初めて直接御挨拶をさせていただきました(現在は全国の会議は基本的にウェブ会議)
お忙しい中、ご対応いただきありがとうございます!