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事務所開き
先週改めての事務所開きを行いました
事務所は同様の場所です。
今回は地元神社の宮司による神事からはじめ
その後事務所開きという形で多くの来賓の皆様ご臨席のもと開催することが出来ました
私は「働く・住む・遊ぶ」に最適な街へ
を掲げています
地元企業の優先発注や中小企業の適切な価格転嫁による地元経済の健全な循環と給料が上がる経済の実現
それによる20代前半の人口流出の歯止め
子どもの遊び場の確保と持続可能な保育体制の構築
障がいや高齢を壁と感じない街づくり
子どもの遊び場・アーバンスポーツ・高齢になっても体を動かすことが出来る介護予防や場の確保
等の政策を推進しています
4年間議会で出来る限り登壇を行い議論してきた内容も踏まえ、市民生活向上のために引き続き力を尽くしてまいります
代表質疑
5月31日 今任期最後の本会議登壇をさせていただきました
定例会の会派代表質疑。今まで追加議案での代表質疑は経験しましたが多くの議案を取り扱いながらの代表質疑は初めてで相当緊張もしてしまいました
40分13000文字の原稿
テーマは大きく
OECDチャンピオンメイヤーズ・G7などの経緯や成果など
障害者差別解消条例の一部を改正する条例
・アーチルの相談待ち軽減
火災予防条例の一部を改正する条例
衛生研究所移転に伴う検査体制の強化
補正予算
・物価高対策の絶えの福祉施設への食材量費助成 ・会計システム改修費
・中小企業の価格転嫁気運醸成 ・民間バス路線会社への学生フリーパス拡大
・地域企業デジタル推進課事業費 ・非課税世帯への給付金(専決処分)
・送迎バス安全装置導入費助成事業(繰越処分)
4病院再編門
全国都市緑化仙台フェア
ベガルタ仙台
市役所業務のAI活用
と多岐にわたる議論をさせていただきました
今回の大きな問題として物価高騰対策があげられます
個人的なテーマは価格転嫁です
私は高校卒業後地場の工場で勤務しており、市内には頑張っている、また技術力が高い中小企業が多く存在しているのはよく理解をしています。
しかし中小企業はサプライチェーンの中で大企業に挟まれ価格転嫁ができない状況であります。適切な価格転嫁をしていかなくては市内中小企業が苦しい状況になるのではないかと取り組んできており、助成金を出すから価格を据え置きしてほしい、という主張に見える政策には懐疑的な見方をしています。
物価上昇率で加算される助成金だけでは、現在のエネルギーコストの上昇や人件費の増加には対応できず、市内中小企業の視点で見ると適切な価格転嫁をして賃金を上げていくことの方が効果的と思い、今回の議会では福祉施設への食材量費助成を皮切りに広く物価高対策についての議論をしました。
併せて市内企業への優先発注も進めるべきと感じ、取り組んできましたが、今回の議会でも議論させていただきました
専決処分案で大手の同一業者に発注しつづけるのは確かに発注側からすると安心感があるのかもしれません、しかし基礎自治体は市内の活性化にも目を向けていただきたいのです
この点も再質問で食い下がり議論させていただきました
また、DXやAIの議論も致しました
本市では昨年から事務ミスの問題が発生しています
この問題について責任論の話が多く取り上げられていますが、これらの作業を詳しく調べるとアナログ作業の多さに驚愕し、問題発覚後から委員会で一貫して作業改善の議論をしてきました。
例えば仙台市の職員は教員を含めると14000人を超えています。その人数を抱える仙台市でこの議論が始まる前まで、納税通知書からの起案作業は手書きとエクセル。納税時期を逸した事案についてもアラート一つならないシステム。
この環境下で職員が働き、カイゼンされてこなかったことの方が第2次産業を経験した私にとっては不思議でありません。
今回のシステム改変に留まらずRPAの適切な活用を進め、事務ミスを低減させることは最終的に市民の利益に資すると考えています。
また、AIの活用も検討すべきと質疑し、本市でも一部導入を始めたことが明らかになりました。
実は今回の代表質疑、プロンプトエンジニアの方の監修をいただき事例調査を行い、その後事務所メンバーで事実確認作業をしましたが大変高い精度でありました。
ちなみに先日交通指導隊の報酬支給ミスがありましたが、試験的に生成AIを使用して作った計算表は現在使用されている表よりもミスが格段に少なくなるであろう表でありました。
個人情報に関係しない、市役所の使い方というものもあると感じており、これらも併せ推進して参ります。
長くなりましたので続きは次回のブログで!
長文おつきあいくださりありがとうございます!
明日は登壇!
今任期の最後の議会が始まり、今回私は第2会派市民フォーラム仙台の代表質疑を行う担いをいただきました。
先週木曜に開会をして本日まで議案調査日で、明日の2人目に登壇の予定です
今回の議会では何度も取り上げてきた障害者差別解消条例の改正案が示されましたが、まだ不十分な点や今後議論を進めなくてはいけない視点、その他も障がいを持つ子を持つ保護者の方からの要望もぶつけていきたいと思います。
そして補正予算では物価高に対する福祉施設への食材量費助成などが示されました。
この制度には賛同するところですが、不十分な点なども散見され制度が正式に示されるまでに解決しなくてはいけないであろう問題もあると感じています。
また市内中小企業の皆様からサプライチェーンの中で中小企業が価格転嫁を中々できない現状をこの間多く伺いました。基礎自治体は適切な価格転嫁ができるような機運醸成が求められると考えています
その他アーチルの待ち時間、市役所の事務ミス防止なども議論する予定です
2年前より会派の政調として会派要望のとりまとめ作業にも関わらせていただいてきましたが、やはり代表質疑は会派の意見として議論するために緊張もします
木曜に開会をし、金曜通告と初稿の提出という慌ただしい日程でしたが、週末も含めて推敲を行い、先輩議員をはじめ会派の議員の方々のおかげで準備を終えることが出来ました。
13:00から開会で、私は二人目の登壇のため、恐らく14:30~15:00の間からスタートかと思います
持ち時間は40分、13000文字の原稿です
仙台市議会HPより中継もあるのでご覧いただければうれしいです!
明日は気合を入れて議論してきます
ストリートカルチャーをもっと仙台で
少し時間が経ってしまいましたが、4月25日は所属する芸術文化スポーツ振興調査特別委員会
柏市のストリートミュージシャン登録制度や立川のアートコレクションなどを視察し(その時の報告はこちら)、委員相互の意見交換を重ねてまいり、委委員長の元第2回定例会でまとめ報告がされる予定です
今回はそのまとめ文案に対しての意見交換
詳しくはまだ書けないところですが、個人的にはストリートカルチャーを更に発展させたく、これまでもストリートで音楽の練習や路上ライブ、ストリートダンスから伝統的な踊りまで練習できるスペースやアーバンスポーツを楽しめる場の確保に向けて議論してきましたが、これは街の回遊性にも寄与できるものだと考えています。
仙台が街の至る所で楽しめ、更に活気に溢れる街を目指して更なる議論をして参ります
事務ミスをなくすために
昨日は総務財政員会が開催され、継続事項として職員採用、報告事項としては市長の国連演説の件や不適切な事務処理、市庁舎の建て替えなどについての報告とそれに伴う質疑が開催されました。
私は引き続き不適切な事務についての質疑を
製造業を経験した私の感覚としてはミス自体を責めるのではなく、なぜ起きてしまうのか、という事に着眼して数カ月調査や様々な企業へのヒアリングを実施しており、個人的にはヒューマンエラーは完全になくすのは難しいが重大な事態になる前に未然防止が出来る体制構築が必要だと思っています
そもそもこの発端となった昨年夏の賞与に係る税金の納付時期を逸してしまったことも、多少時期のイレギュラーがあったとはいえ、毎年必ず起こる事務においてポップアップアラートやワーニングがないこと。
その後会計課の作業においてもエクセルで手打ちをする作業など、1万人の職員を抱える本市にとって事務の体制自体が適切かどうか疑問であり、様々な規模の企業様にもヒアリングをさせていただきましたが、事務において相当の効率化が出来るという指摘をされたところです
AIOCRやRPAも積極的に活用することが必要だと考えますが、それ以前にフォーマットの見直し等基本的なことで効率化されることも沢山あると考えています
また、ミスが起きた際、次に同じミスを繰り返さないためのスキーム作成にも疑問をもっています
答弁では、まずはミスが起きた各課が検討を行い。という枕から答弁がありました。
製造業に従事していた当時、私がミスをして不良品が出た場合、すぐに上司や技術部、時には設備を改良するエンジニアの方と一緒に現場で話し合いが行われて、どうやっても同じミスが起きないようにハード・ソフト両面から即座に議論され、経験不足でミスが多い私に沢山の先輩方がご指導くださいました
市役所事務に置き換えた場合、担当課の起案だけではなく、そのタイミングでコンプライアンス担当部署やデジタル関連の部署が現場で一緒に考える事が必要なのではないかと考え、少し長くなってしまいましたが質疑を行いました。
問題意識はこの数カ月議論を行い共有はできていると思っています
多少お金がかかっても、職員の方々がまずはミスが起きないハード・ソフト両面の構築と多忙化をデジタル化により軽減し、より強固なチェック体制の構築が必要だと思っており、その結果不納付加算税の時のような、本来市民サービスに活用されるべき税金の流出が防げる可能性が極めて上がるものと考えています
ミス自体を責めるのではなく、なぜこのようなことが起きてしまうのか、根本の原因をしっかりと議論し、市民サービスの向上に向けた仕事に職員の皆様がより多く従事できるよう議会側からしっかりと提案して参ります