BLOG
ストリートミュージシャンとアートについて!調査特別委員会意見交換
本日は文化芸術・スポーツ調査特別委員会の意見交換が開催されました
先日の柏市ストリートミュージシャン制度と立川市のアートと街づくりの視察を行い、それを踏まえて意見交換が開催されました
(視察の報告についての記事はこちら)
私の発言としては
仙台は住むには気候もいい、山も川もあって住みやすい、買い物するところも沢山ある、だけど遊ぶところが少ない。という声を多く聞くところで、また、私も10代のころは同様の意見を持っていました
この遊ぶところという事に着目した戦略的な文化芸術振興が必要ではないか。そのためにストリートミュージシャンだけではなくサイファー等も「どうやったら出来るのか」という視点で議論することが必要だという発言をしてきました
もちろんこれには住民合意や法的根拠も必要になりますが、ストリートミュージシャン・サイファー・ダンス等幅広い表現活動、スケボーや3×3等のアーバンスポーツにあふれる街をつくることは、街の価値を高めることになると思っています
現在もインフルエンサーの方が撮影されている様子を見ることがありますが、それらだけではなく表現活動とSNSも含め文化として新たなプラットフォームの形成を積極的に議論していきたいと思います
そして本日の朝から駐車場を街頭の時間使ってよいとありがたいお話をいただき、今週から毎週火曜日は南吉成で朝の街頭活動を行うことにいたしました!
初めて南吉成での朝の街頭活動でしたが、手を振っていただいたり、声をかけていただいたり大変ありがたい限りです!
これから朝の街頭は週に4回のペースで行ってまいります!
行政のデジタル化のため@神戸・浜松の視察
昨日の夕方神戸に入り復興事業関連の視察
本日は朝から神戸市役所へ
午後には浜松市役所に伺ってまいりました
今回の視察の目的は行政のデジタル化と地元の企業との連携についてです。
このテーマで視察を行うことを決めたきっかけは、11月の総務財政員会から議論の中心となっている不適切な事務について。これはある程度DX化することで一定の歯止めをかけることができると考えており、私は一貫して事務環境の整備を訴えてきました。
行政事務を民間企業並み(詳しくは先週のブログ)にすべきという主張ですが、神戸や浜松では行政課題を抽出して、民間企業のシステムやテクノロジーによって解決してもらう課題設定型解決事業が非常に優れているという話を伺い、現地に伺い担当者から概要説明の後かなり深い意見交換をすることができました
本市にも課題設定型課題解決事業は在りますが、行政事務のデジタル化については更に加速化させなくてはいけません。そのために課題抽出方法やデジタル化の位置づけ、またデジタルの人材育成や確保についても議論をしなくてはいけません
これについては第一回定例会で議論する方向で調整しておりますので、またブログやSNSでも報告させていただきます
また、今回の視察では全国若手議員の会で同じ部会に出向している浜松市議会議員の北野谷先生にも初めて直接御挨拶をさせていただきました(現在は全国の会議は基本的にウェブ会議)
お忙しい中、ご対応いただきありがとうございます!
行政事務の環境整備を
昨日は総務財政委員会でした
多くのマスコミがいる中で議論の中心は仙台市の不適切な事務について
昨年11月の委員会で報告された源泉所得税の納付を1カ月遅れて5000万円の延滞税・不納付加算税が課された問題から、12月の委員会で緊急点検を過去さかのぼり行うことが報告され、今回速報値として過去5年間で1018件、金額にして1117万円発覚したという報告があり、それに対してトップバッターで質問に立たせていただきました
そもそもこの問題は責任論の話だけではなく、絶対に同じミスが起きない環境整備を行うという視点が重要であると11月の委員会から訴えて参りました
そのため現状の分析を行い、年末まで様々な民間企業で会計処理を行う方々からお話を伺いに行ってきました
そこで見えてきた現状として
① そもそも1万人以上という上場企業並みの人員を抱えていて、労務計算を行う人員が足りない可能性がある
② 仙台市の会計システムについて会計課に払い出しを起案する業務にエクセルで打ち込みを行っていることも明らかになり、システムが単純に古いものの可能性が高い、またそうであればRPAなどの活用により時間を短縮できる可能性がある
という事が分かってまいりました
自治体の会計は複雑に地方自治法が絡んでいることもあり、特殊なものではありますが、民間企業並みのシステムを導入することでミスが減るなら、ここには予算をかけるべきだと考えており、その旨で質問をさせていただきました
仙台放送より
https://nc.ox-tv.co.jp/news/detail/202301200001
私は高校卒業後工場で働いていました
その際に本当にミスが多い社員だったと反省し思い起こしますが、そのたびに当時の上司の方々は同じミスが起きないよう一緒に考えて下さり、ミスが起こったのは担当の責任ではない、そのやり方を考えるのが我々の仕事だから一緒に考えようと言っていただきました
皆様からお預かりする税金で運営されている自治体・行政なので責任論も重要なのは重々感じていますが、若い職員や市民サービス向上に熱く燃える職員が的確な事務が出来る環境を整備することも、また我々議会の仕事なのだと考えていますし、テクノロジーの活用によって市民サービスの向上に繋がるならなおのこと、積極的に議論をしなくてはいけません
まずはしっかりとした分析を行い、同じミスが起きない環境整備、そしてその先に続く市民サービス向上のために更なる議論を間もなく始まる第1回定例会で行ってまいりま
ストリートミュージシャンとアート
今週の月・火は市議会の文化芸術スポーツ振興調査特別委員会の視察で柏市・立川市に伺いました。
調査特別委員会とは市政に係る特定の事項を調査するために設置される委員会で常任委員会と兼ねて所属をする委員会です。
この文化芸術スポーツ振興調査特別委員会では、仙台の文化芸術・スポーツを通じた地域活力の創出や生きがいづくりに向けて、本来ある資源を活用した取り組みを推進することを目的としています。
まず月曜に伺ったのは柏市
実は私も音楽が大好きで自分でもベースを弾いていたり、バンドをしたり、また、音楽好きがきっかけでU-paraで音楽イベントを企画したりしていました。その時からの音楽仲間にはよく、ストリートの文化を行政にも認めてもらいたいと話をしてきました
柏市ではストリートミュージシャン登録制度があり、登録をすると柏駅のペデストリアンデッキで決められた区画において30分を目安にプレーすることが出来ます
今までも数々のミュージシャンがそこで演奏しており、ナオト・インティライミさんも学生時代に柏駅で演奏していたそうです
これについては調査特別委員会で更に議論してみたいと思います
火曜は立川市へ
立川市は109のアートが駅の近くに様々おいてあり、来る方を楽しませております
プロの著名な方のアートが沢山あり、ガイドボランティアの方々の説明を聞きながら街歩きをしましたが、どれも素晴らしい作品です。
これを維持するには相当の予算が必要ですが、個人的には生涯学習やこれからアーティストを目指す方、またポップアートや書道・グラフティなど様々な芸術や文化の創造と発展の機会を本市でも行うことが出来ないかと考えるところです
今回の視察を活かして、仙台の広い意味での文化芸術の発展の機運を逃さず、若い方が仙台で芸術や音楽に打ち込み生業にするチャンスの拡大を目指し、来週の調査特別委員会に臨みたいと思います
仙台北部アーチルの視察
昨日は仙台北部アーチルの視察に伺いました
アーチルとは arch(橋)とpal(仲間)を掛け合わせた造語であり、センターが障害のある方と市民の架け橋となるよう願いが込められた市民公募で決まった言葉です。
センターでは子どもから大人まで仙台市にお住いの発達障害がある方とご家族をサポートするセンターであり、他都市では障害児に関する相談や判定意見書作成は児童相談所で行うケースが多い中、仙台ではこれが独立したセンターとなっており、また、多くの都市で更生相談所や発達障害者支援センターの機能も持っており、障がいに関する支援を集約しています。
これは他都市からも多くの視察が来ており、注目されているものではありますが、私が当選以降多くの障がいを持つ当事者や支援団体様と意見交換をすると、アーチルに相談をしようとしても順番待ちが長すぎるという相談が多くあります
そこでアーチルを増やしたほうが良いという議論が議会でも多くあるところですが、まずは自分の目でしっかりと分析を行いたいと考え、この度視察に伺い意見交換をさせていただきました
現在仙台市のアーチル相談件数は10000件を超え、特に乳幼児の相談件数は顕著に増えております
その一方既に行政教員や医師の常駐等専門的な知識や資格を持つ方が多く、これらを簡単に増やせるものではありません
今回改めて職務分掌などの確認を細かくさせていただき、意見交換も2時間にわたりさせていただきました
第1回定例会も近くなってきており、これらの問題解決に対して様々な提案を行ってまいりたいと思います