BLOG

2023-06-06 09:05:00

代表質疑

531日 今任期最後の本会議登壇をさせていただきました

定例会の会派代表質疑。今まで追加議案での代表質疑は経験しましたが多くの議案を取り扱いながらの代表質疑は初めてで相当緊張もしてしまいました

 

動画はこちら

 DSC_6292.jpg

40分13000文字の原稿

 

テーマは大きく

OECDチャンピオンメイヤーズ・G7などの経緯や成果など

障害者差別解消条例の一部を改正する条例

・アーチルの相談待ち軽減

火災予防条例の一部を改正する条例

衛生研究所移転に伴う検査体制の強化

補正予算

・物価高対策の絶えの福祉施設への食材量費助成 ・会計システム改修費

・中小企業の価格転嫁気運醸成 ・民間バス路線会社への学生フリーパス拡大

・地域企業デジタル推進課事業費 ・非課税世帯への給付金(専決処分)

・送迎バス安全装置導入費助成事業(繰越処分)

4病院再編門

全国都市緑化仙台フェア

ベガルタ仙台

市役所業務のAI活用

 

と多岐にわたる議論をさせていただきました

 

今回の大きな問題として物価高騰対策があげられます

個人的なテーマは価格転嫁です

 

私は高校卒業後地場の工場で勤務しており、市内には頑張っている、また技術力が高い中小企業が多く存在しているのはよく理解をしています。

しかし中小企業はサプライチェーンの中で大企業に挟まれ価格転嫁ができない状況であります。適切な価格転嫁をしていかなくては市内中小企業が苦しい状況になるのではないかと取り組んできており、助成金を出すから価格を据え置きしてほしい、という主張に見える政策には懐疑的な見方をしています。

物価上昇率で加算される助成金だけでは、現在のエネルギーコストの上昇や人件費の増加には対応できず、市内中小企業の視点で見ると適切な価格転嫁をして賃金を上げていくことの方が効果的と思い、今回の議会では福祉施設への食材量費助成を皮切りに広く物価高対策についての議論をしました。

 

併せて市内企業への優先発注も進めるべきと感じ、取り組んできましたが、今回の議会でも議論させていただきました

専決処分案で大手の同一業者に発注しつづけるのは確かに発注側からすると安心感があるのかもしれません、しかし基礎自治体は市内の活性化にも目を向けていただきたいのです

この点も再質問で食い下がり議論させていただきました

 

また、DXAIの議論も致しました

 

本市では昨年から事務ミスの問題が発生しています

 

この問題について責任論の話が多く取り上げられていますが、これらの作業を詳しく調べるとアナログ作業の多さに驚愕し、問題発覚後から委員会で一貫して作業改善の議論をしてきました。

例えば仙台市の職員は教員を含めると14000人を超えています。その人数を抱える仙台市でこの議論が始まる前まで、納税通知書からの起案作業は手書きとエクセル。納税時期を逸した事案についてもアラート一つならないシステム。

この環境下で職員が働き、カイゼンされてこなかったことの方が第2次産業を経験した私にとっては不思議でありません。

今回のシステム改変に留まらずRPAの適切な活用を進め、事務ミスを低減させることは最終的に市民の利益に資すると考えています。

 

また、AIの活用も検討すべきと質疑し、本市でも一部導入を始めたことが明らかになりました。

実は今回の代表質疑、プロンプトエンジニアの方の監修をいただき事例調査を行い、その後事務所メンバーで事実確認作業をしましたが大変高い精度でありました。

ちなみに先日交通指導隊の報酬支給ミスがありましたが、試験的に生成AIを使用して作った計算表は現在使用されている表よりもミスが格段に少なくなるであろう表でありました。

個人情報に関係しない、市役所の使い方というものもあると感じており、これらも併せ推進して参ります。

 

長くなりましたので続きは次回のブログで!

長文おつきあいくださりありがとうございます!