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2026-03-27 17:00:00

大学院修了

実は、4年前に大学院へ進学していました。

進学のきっかけは、議会での議論の中で投げかけられた
「それはエビデンスがないのではないか」という一言でした。

ないのであれば、自分で作りにいけばいい。
そう考えたのが出発点です。

私の根底には、以前から
「大学に行きたくても行けない学生を減らしたい」という強い思いがあります。

私自身、高校卒業後すぐに進学はせず、工場で働いてお金を貯め、23歳で夜間大学へ進学しました。
当時は、意識せずとも心ない言葉を受けることもありました。

それでも、私にとっては「遅れたこと」以上に、学べることの喜びの方がはるかに大きかったのです。

だからこそ今の時代に、同じように「学びたいのに進学できない」若者を減らしたい。
その思いが、政治の道を志した原点でもあります。

しかし現状は、奨学金制度の充実さえ図れば解決できるという“幻想”に頼っていると言わざるを得ません。

私は、それだけでは不十分であり、
情報、パーソナルネットワーク、文化資本といった要素を切り分けたうえで、
「親の教育期待」という概念を精緻に捉え直すことこそが突破口になると考え、大学院で研究を重ねてきました。

そして4年。
選挙による多忙での休学もあり、当初の想定より時間はかかりましたが、このたび修士課程を修了しました。

我が国において「親の教育期待」は、諸外国のように独立した概念として精緻に研究されてきたとは言い難く、
経済格差に基づく階層差を説明する「従属的な変数」として扱われてきた歴史があります。

今回の修士論文では、その概念整理と、海外との違いが生じた背景を明らかにしました。
同時に、まだ十分に解明されていない課題に対して、次の研究へとつながる土台を築くことができたと考えています。

研究活動は、今後も形を変えながら継続していきます。

 

経済格差が教育格差へと連鎖しない社会を実現するために。
アカデミックと政策、その両面から、これからも着実に取り組んでまいります。

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